医療保険への加入しすぎは禁物

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50代になると、少しずつ将来的な健康への不安も高まるのではないかと思われます。

多くの人は医療保険などに加入することで安心を得ようとする傾向がありますが、重要なのは、貯蓄と保険のバランスを考え、保険には加入しすぎないようにすることです。

根本的な話ですが、医療保険に加入した人が支払う保険料の総額と、将来、受け取れる保険金の総額を比較して、保険料よりも多くの保険金を受け取れる人は少ないはずです。

加入者の大半が保険料よりも多くの保険金を受け取れる商品があったとしたら、それはよほど保険会社の運用利回りが高いか、一部の加入者がより多くの保険料負担を強いられているかのどちらかです。

生命保険や損害保険の根本的な仕組みは、確率論上は加入者が損をするようにできているわけです。

もちろん、必ずしも世の中は確率論どおりに動いているわけではありませんし、どんなに罹患率の低い病気にかかったり、確率の低い超長期の入院をしたりしたとしても、その人にとっては確率100%のものに当たってしまったのと同じことになので、保険の必要性を全否定することはできません。

確率論上は不利だからこそ、適切な保険に適切な分だけ加入するというスタンスが重要だと思われます。

2つも3つも医療保険に加入して、手厚い保障が準備できたと安心するくらいなら、保険は1つだけ加入して、あとは貯蓄を増やして万一に備えるほうが賢いといえるでしょう。

<続く>