50代~60代のマネースケジュール

fami2

まずは定年後のビジョンを考えてみよう。

サラリーマンにとって、「定年」という言葉はなかなか複雑な響きがあります。サラリーマン生活では、1日の大半を仕事のために会社に拘束されてきましたが、そのことから解放される安堵感や自由な時間が増える期待を胸に、夢を膨らませる人もいるでしょう。

一方で、今まで自分や家族を経済的に支えてきた給与収入がなくなる、あるいは大幅に減ることで、不安が高まっている人も少なくないことでしょう。

また、ボケずに健康で長生きし、家族や周囲の人にあまり迷惑をかけないで、できるだけ穏やかに老後生活を送りたいと考えている人もいるでしょう。

定年後のマンービジョンを念頭に置きながら、「暮らし・健康」「住まい」「家計」「仕事」などの個別の手続き、知識を理解していくことがとても大切です。そのやるべきことの助けになるように、「50代~60代のスケジュール」を掲げておきますので参考にしてください。

・50代~60代のスケジュール

<50代前半>

1.定年後の暮らし、やりたいこと、すべきことなどをじっくりと考える。
2.定年後の暮らしや住まいについて、パートナーなどと話し合う。
3.定年後は誰と、どこで、どのように住むかを考え始める。
4.定年後を展望した家計の収支計画を立て、定年までにいくら預貯金を準備すればよいかを把握する。
5.退職金の見込額を調べる。
6.定年後も働くのか、働く場合、どのような仕事に就くかを考える。
7.再就職や独立・起業などに必要な知識・スキルを磨く(日常の仕事や資格取得、人脈形成等)。

<50代後半>

1.定期的に人間ドック等で健康をチェックする。
2.住み替えを考える場合、どこで、どのような住まいに暮らすかを検討する。
3.金融資産のポートフォリオを見直す。
4.「ねんきん定期便」で年金額を確認する。
5.年金の繰上げ受給等を検討する。
6.定年後の仕事の準備(再就職活動、再雇用の申込み等)。

<定年お疲れさま!新生活スタート! 60代前半>

1.健康保険の確認。
2.地域活動デビュー。行事に参加するなど、イメージしていた暮らしを少しずつ始める。
3.住み替えや建て替え、リフォームなどに着手する。
4.定年後の仕事の準備(再就職活動、再雇用の申込み等)。
5.失業給付などの受給申請。

<60代後半>

1.老齢年金(満額)の受給開始。

<続く>